これまでの記事では、
私がAIを使ってどうやって心を整えてきたか
をお話ししてきましたが、
実はもう一つ、私のメンタルが
劇的に落ち着くきっかけになった「行動」
がありました。
それは、「物理的に環境を変えたこと」です。
当時の私は、職場の人間関係が本当に最悪で、
毎日仕事に行くのが嫌で嫌でたまりませんでした。
恐ろしいのは、家に帰ってからも
頭の中が「仕事」に支配されていたことです。
せっかく自由な時間にいるはずなのに、
職場の嫌な人たちの顔や、言われたこと、
起きた出来事を何度も何度も
「反芻(はんすう)」しては、
また一人で傷ついていたんです。
頭では「考えないようにしよう」と思っても、
ざわざわした気持ちが止まらない。
ご飯を食べていても、外に出かけていても、
常に頭のどこかに
仕事の不安がこびりついている……。
そんな悲観的なループの中にいて、
私のメンタルは文字通りズタボロでした。
「もう、これ以上は無理!!」
そう自分の中で限界を感じた時、
私はようやく
「その環境から離れる(仕事を辞める)」
という決断をしました。
実際に嫌な職場から
距離を置くことが決まってから、
それまでの心の重たい空気が
少しずつ軽くなり
気持ちが前向きな方向に動き始めたんです。
そして、無事にその職場から離れられると
プライベートな時間に
頭の中が嫌な気持ちで占有されることも
段々となくなっていきました。
仕事を辞めてから次の仕事が始まるまでは
20日程度の空き時間があったのですが
仕事のしがらみから解放された私は
もっと身軽になりたくなって
あることに挑戦しました。それが、
ずっと後回しにしていた
「部屋の断捨離」です。
実を言うと、
私は昔から片付けが苦手でした。
「やるなら一気に物を半分まで減らして
部屋全部をスッキリさせるべき」
という謎の「すべき思考」のせいで
何からどう手をつけていいか分からず
結局片付けのハードルはますます上がり
いつも先延ばしになっていたんです。
心の乱れは部屋に表れる
とはよくいったもので
まさに気持ちが荒れるほど
部屋の中も荒れていました。
物が溢れ、散らかった部屋を見るたびに、
「片付けられない自分はダメな人間だ」
とさらに落ち込む……
そんな負のループにハマっていたのです。
でも今回は、そうならないために
やり方を少し変えてみました。
一気に全部片づけるのではなく、
「今日はこのコーナーだけ」
「今日はクローゼットのこの部分だけ」と、
小さな範囲に細かく分けて
何日もかけて少しずつ進めることにしたんです。
それをダイエットと同じように
1年くらいの長期スパンでやることにしました。
なので今現在もちょこちょこ継続中です。
少しずつ物を減らしていくうち、
次の仕事が始まるまでに
3段の衣装ケースを
丸ごと1個空っぽにできたので、
服や雑貨と一緒に
リサイクルショップに売りに行きました。
家に帰ってその空いたスペースを見た時には、
久しぶりに達成感を感じたのを覚えています。
毎日目に入る景色が次第にスッキリしていくと、
不思議と心の中のピリピリ感も
弱くなっていきました。
「片付けなきゃ」
というプレッシャーから解放され、
「自分にもできた」という事実が、
ボロボロだった私の自己肯定感を
少しずつ底上げしてくれたんです。
よく
「ポジティブな言葉でひたすら
アファメーションを唱える」
「瞑想して心を無にする」
と良いと言われますが、
身の回りが整っていない環境で
それをやるのは、実は
すごく難しいことだということが
今の私なら分かります。
心がどうしても整わない時は、
無理に内面から変えようとするのではなく、
まずは「外側」から整えるのが一番の近道だ
と思うのです。
もし、あなたも今、
原因不明のモヤモヤに襲われているなら、
まずは5分だけ、
目の前の引き出し一つの整理から
小さく始めてみませんか?
身の周りの見える景色が変われば、
心も必ず変わり始めますよ。
